神奈川新聞 2009.9.1
秦野市は、DV(ドメステックバイオレンス)の相談件数や、若年層でのデートDV(恋人間の暴力)が増加していることから1日、県立秦野総合高校(秦野市南が丘、福島繁校長)2年生約240人を対象にした「デートDV防止講座」(秦野市、県立かながわ女性センター共催)を実施した。
同校体育館と武道場の2会場で、特定非営利活動法人(NPO法人)・エンパワメントかながわのメンバーが、ワークシートを使ったり、デートの劇を演じたりして、暴力の意味からデートDVの実態や気持ちを相手にどう伝えるかなどを指導。
高校生は3人から5人のグループとなり、劇を見てワークシートに、感想や相手を傷つけない会話を書き込んでいたが、話し合って丹念に書き込むグループもあった。同エンパワメントかながわの阪口さゆみ理事長は「高校生の間にもDV関係がある。小さい芽のうちに予防しなければ。言葉でうまく伝える方法を学んでほしい」と話していた。
同市の女性相談室へのDV相談は、2007年度は13件、08年度は44件となり、今年度は7月までの4カ月で既に26件となっている。内容は「殴られた」といった身体への暴力から言葉の暴力も含まれている。家庭内や夫婦間の問題として済まされる問題ではないと認識されてきたためと同市ではみている。
2009年09月05日
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